ロイヤルホストやてんや、リッチモンドホテルを展開するロイヤルグループの純粋持株会社。外食・コントラクト・ホテル・食品の4事業を束ね、2025年12月期は売上高1,654億円と過去最高。福岡発祥で東証プライム上場、新卒はグループ一括採用を行う。
外食・コントラクト・ホテル・食品の4事業を統括する純粋持株会社です。外食事業はファミリーレストラン「ロイヤルホスト」、天丼専門店「てんや」、サラダバー&グリル「シズラー」などを展開します。コントラクト事業は空港ターミナル、高速道路サービスエリア、スポーツ施設、医療・介護施設、百貨店といった施設内の飲食を受託運営します。ホテル事業は宿泊主体型の「リッチモンドホテル」を全国に展開し、食品事業は福岡・東京のセントラルキッチンでグループ向け食材や家庭用フローズンミールを製造します。2025年12月末のグループ店舗数は678店です。
一般消費者を対象とした店舗ビジネスが中核です。外食は直営レストランでの飲食提供、コントラクトは施設運営者から受託した館内飲食の運営、ホテルは出張・観光の宿泊需要から収益を得ます。食品事業がセントラルキッチンでグループ各店に食材を供給し、調達から製造・物流までを内製化することで、品質と原価を自社で管理できる垂直統合型のモデルが特徴です。加えて国内外でのフランチャイズ展開、冷凍食品の外販、持分法適用会社を通じた機内食事業など、複数の収益源を組み合わせています。
上場する国内外食大手グループの一角で、2025年12月期は売上高1,654億円、経常利益79億円と過去最高を更新しました。単一業態に依存せず、外食・コントラクト・ホテル・食品の4事業を組み合わせたポートフォリオ経営により、需要変動を相互に補完できる点が強みです。「ロイヤルホスト」は既存店売上高が17か月連続で前年を上回り、「てんや」は58か月連続で前年超え、「リッチモンドホテル」は稼働率87.9%と、各事業でブランドを確立しています。
中期経営計画2025〜2027ではブランド・グローバル・サステナビリティ・人材の4戦略を掲げ、2027年12月期に売上高1,875億円、経常利益100億円、ROE12%を目標としています。海外は直営とフランチャイズの両輪で、ベトナムでのドミナント出店、米国カリフォルニアでの寿司業態「SUSHI NIGIRIBA」出店、インドネシアでの「てんや」再出店などを進めています。国内はホテル事業の拡大と食品事業の外販強化が成長の柱です。新卒は入社1年目に東京で約半年間の研修を受けたうえで、4事業のいずれかの事業会社へ配属されます。
「おいしい料理」「清潔な調理と扱い」「明るいサービスと快適な雰囲気」「適正な利潤と継続的な繁栄」を定めたロイヤルクレドを行動の原点とし、品質・サービス・清潔さ・雰囲気を全従業員の判断基準としています。2035年を見据えた経営ビジョンでは「『食とホスピタリティ』で、地域や社会を笑顔にする」を掲げ、上質な時間と空間を提供しながらグローバルに成長する食&ホスピタリティグループを目指します。人を資本と捉える人財中心経営と、食品ロス削減やCO2削減などのサステナビリティ経営を成長の両輪に据えています。
人財育成方針として「『食とホスピタリティ』ビジネスのプロフェッショナル人財の育成」と「広い視野・高い視座・新たな視点でビジネスを考えることができる、思考力の高い人財の育成」を掲げています。総合職は店舗や事業所での現場経験から始めて将来の経営層・幹部層を目指すため、現場で人と向き合う姿勢と、長期的にキャリアを積む意欲が重視されます。選考は「相思相愛・相互理解」を掲げ、最終面接合格後も企業理解イベントや個人面談を重ね、本人が入社を決めた段階で内定となるため、自分の言葉で志向を語れることが大切です。