後継者不在などに悩む中堅・中小企業の事業承継を支えるM&A仲介会社。AIマッチングと専任アドバイザーによる完全成功報酬型の仲介が特徴で、東証プライム上場のクオンツ総研ホールディングス傘下の中核事業会社。従業員483名。
M&A仲介事業を単一の柱とし、中堅・中小企業の事業承継や成長戦略に伴うM&Aを、譲渡企業と譲受企業の双方をつなぐ仲介の立場で支援する。独自のAIマッチングアルゴリズムで候補先を抽出し、専任のM&Aアドバイザーが相手探しから企業価値評価、交渉、基本合意、デューデリジェンス、最終契約、クロージングまでを一貫して担当する。近年は海外M&Aや上場企業・IPO準備企業向けのM&Aコンサルティングにも領域を広げている。
主な顧客は売上規模がおおむね1億円から100億円程度の中堅・中小企業のオーナー経営者と、買収を検討する事業会社・投資家。譲渡企業からはM&A成約までの費用を一切受け取らない完全成功報酬型を掲げ、成約時の仲介手数料が収益源となる。年間15,000件以上(2024年度)の問い合わせを受け、AI活用による候補先マッチングの速さと、平均7.2か月・最短43日という成約スピードを訴求している。
2018年創業の後発ながら2022年に東証グロース市場へ上場し、現在はプライム市場上場企業グループの中核となった新興勢力。先行するM&A仲介大手がひしめく市場で、AIマッチングとアドバイザー一人あたりの高い生産性を武器に急拡大した。持株会社クオンツ総研ホールディングスのグループにおいても売上・人員の大半を占める中核事業会社であり、M&A仲介という職業の若手登用の受け皿としても知られる。
グループはM&A仲介に加え、クオンツ・コンサルティング(IT・戦略コンサルティング)、M&Aエグゼクティブパートナーズ、M&Aプライムグループ、総研リースなどを抱える総合プロフェッショナルファームへの拡張を進めており、2025年11月に持株会社の商号をクオンツ総研ホールディングスへ変更した。2026年9月には上場企業およびIPOを目指す企業に対するM&Aコンサルティング事業の開始も公表している。新卒はM&Aアドバイザー職での採用が中心で、企業情報部・法人部・会計提携部・金融提携部・海外M&A部などへの配属が想定される。
「決断への第一歩を、もっとも早く、もっとも誠実に。」をスローガンに掲げ、後継者不在などで将来に悩む経営者が納得して意思決定できるよう、スピードと誠実さを両立した仲介を目指す。AIとテクノロジーの活用によって従来は出会えなかった売り手と買い手を結び付けることを掲げ、中小企業の事業承継という社会課題の解決に事業として取り組む姿勢を打ち出している。
新卒はM&Aアドバイザー職での募集で、大卒年収336万円・院卒年収348万円に上限のないインセンティブが加わる実力主義の報酬体系。入社半年後と1年後に実績に応じた昇給が予定されており、若いうちから経営者と向き合い高い当事者意識で提案できる人材が求められる。選考は説明会のあと人事・部長・社長/役員と段階的に面接が進み適性検査も課されるため、目標達成意欲と誠実なコミュニケーションが重視される。