日本通運は1937年に国策会社として設立された国内最大手級の総合物流企業で、2022年1月にNIPPON EXPRESSホールディングス株式会社(NXHD)を設立して持株会社体制に移行し、現在はNXHDの完全子会社として国際輸送や国内の大口・特殊輸送を担っている。
国際輸送(航空・海上フォワーディング)、国内の大口・特殊輸送、倉庫・物流施設運営などを主力事業とし、かつて手掛けていた個人向け小口配送(旧ペリカン便)からは撤退し、法人向け総合物流にシフトしている。
製造業・商社をはじめとする法人顧客を中心に、グローバルなサプライチェーンにおける輸送・保管・通関等をワンストップで提供し、輸送・物流サービス料を収益源とするビジネスモデル。
ヤマトホールディングスやSGホールディングスが宅配便(B2C)に強みを持つのに対し、日本通運は法人向け・国際輸送に強みを持つ総合物流企業として位置づけられ、業界内でも独自のポジションを築いている。
持株会社体制移行を機に、国際輸送事業のさらなる強化やグループ全体でのDX・物流効率化への投資が進められているとみられる。
グループ全体として物流を通じた社会インフラの提供と、持続可能なサプライチェーンの構築を志向している。
グローバルな取引先とのやり取りに前向きな人物、規模の大きい組織の中で着実に業務を遂行できる人物が求められる傾向がある。