1973年創業の出版社で、「花とゆめ」「LaLa」などの少女まんが誌、「ヤングアニマル」といった青年誌、コミックス・文庫・絵本を紙と電子の双方で刊行しています。作品のアニメ化・実写化などメディアミックスや、まんがアプリの制作・運営にも取り組んでいます。社員数は116名(2026年7月1日現在)と、扱う作品の知名度に比べて少数精鋭の体制です。
少女まんが誌「花とゆめ」「LaLa」を看板に、青年誌「ヤングアニマル」、絵本や文庫まで幅広く刊行しています。雑誌連載から生まれた作品をコミックスとして単行本化し、電子書店やまんがアプリでも配信するのが基本の流れです。アニメ化・実写化・グッズ展開といったメディアミックスも自社で企画し、作品を長く育てる編集体制を取っています。
読者に対しては雑誌・コミックス・電子書籍の販売、法人に対しては雑誌広告や版権許諾(アニメ化・商品化などのライセンス)という二本立ての収益構造です。近年は紙の雑誌単体よりも、コミックスの単行本売上と電子配信、そして版権収入の比重が高まっており、一つのヒット作が長期にわたって収益を生む構造になっています。
少女まんが分野では長年トップクラスの地位を保つ専門色の強い出版社です。総合出版社と比べると社員数116名と規模は小さい一方、編集者一人あたりが担当する作品への関与が深く、作家との距離が近いことが特徴です。集英社・小学館などとともに一ツ橋グループの一員として知られています。
紙と電子を並行して展開する体制の強化と、まんがアプリの制作・運営が事業の柱として明示されています。配属先は少女まんが編集、青年まんが編集、絵本編集といった編集部門のほか、デジタル営業、宣伝課などがあり、総合職として採用後に第1・第2希望の職種グループへ配属される仕組みです。
作品を通じて読者に長く愛される世界観を届けることを軸に、紙の雑誌・単行本から電子配信、アプリ、メディアミックスまで作品の届け方を広げていく方針を採用サイトで示しています。編集長や社長のメッセージを通じて、作家と編集者が一対一で作品を作り上げる文化を重視する姿勢が語られています。
採用サイトに「求める人物像」の項目が設けられており、まんが・絵本といったコンテンツへの強い関心と、作家と伴走して作品を形にする姿勢が問われる構成になっています。総合職採用で編集以外の職種にも配属されうるため、特定分野への興味だけでなく、出版というビジネス全体への理解が見られると考えられます。